とみっぺの父親の会社、株式会社オオタでは、Accessで構築していた受注管理システムの老朽化、紙のタイムカードによる時間計算等の煩雑さが問題となっていました。
そこで、Filemakerを利用して、受注管理システムの最適化、タイムカードの電子化を行いました。
機能・・・受注一覧・納期チャート・受注詳細・顧客一覧・加工指示書(印刷用)・納品書(印刷用) など
材質・板厚・調達方法の入力欄など、板金業の実態に完全に合わせた、フルカスタマイズのデータベースシステムです。Filemakerのネットワーク共有機能をフル活用し、事務・エンジニア・工場の社員がそれぞれの持場でリアルタイムに受注、進捗の状況を更新・確認できます。
機能・・・タイムカード入力・タイムカード履歴一覧・勤怠統計・弁当統計・社員設定 など
これまで紙ベースで行なっていた、タイムカードおよび労働時間計算、お弁当の注文を、全て電子化しました。社員が朝夕に事務所のパソコンでタイムカード入力画面を操作するだけで、労働時間やその合計は自動的に計算されます。同時にお弁当を注文できるようにしました。こちらもネットワーク共有がされており、事務担当社員は自機で勤怠状況やお弁当の注文状況を修正・確認できます。
両システムとも、PCを利用したシステムのため、あまり慣れていない工場の従業員の間では、まだまだ戸惑いの声が聞かれます。なるべく文字表示を大きめにしたり、メリハリのある色使いを採用したりして、少しでもそのアレルギーを解くべく、修正を重ねています。このように、稼働後も柔軟な修正を重ねていけるところが、Filemkerデータベースの長所であり、このような現場運用に適している点だと言えます。
受注一覧画面
社員用タイムカード入力画面